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エイチ・エス証券、IPO価格をつり上げ! 金融庁から処分?

エイチ・エス証券は、2004年度のIPO(新規公開株)の
引き受け主幹事を務めた際に、適正価格を大きく上回る価格に
設定していた、と3月26日の日経金融新聞に出ていました。


そして、証券取引等監視委員会はそれが「証券取引法違反に
あたる」として、金融庁に処分を勧告しました。


今回のように、証券取引等監視委員会がIPOの公募価格に
ついて処分を勧告するのは、初めてのことだそうです。


通常、IPOの公募価格を決定するには、同じ業態の企業の
PERを参考にしたり、「割引キャッシュフロー」といった
ものを考慮したりします。


しかし04年のある新規公開株の場合、その企業の社長が
「上場後、以前、発行したストックオプションを上回る価格に
したい。時価総額が100億円を超えるよう、公募価格を設定
して欲しい」と要求したそうです。


結局、エイチ・エス証券はその社長の要求に沿って、価格を
理論価格よりも2.3倍高い想定発行価格を設定したそうです。


理論価格とは、通常の計算方式によって導き出される、一般的に
妥当と思われるIPOの価格のことです。

通常の計算方式とは、先ほど申し上げた、「同じ業態の企業の
PERを参考にする」であったり、「割引キャッシュフロー」を
考慮したり、「機関投資家の需要調査」をしたりすることです。



エイチ・エス証券の公開引き受け部長は、引き受け審査部の社員を
審査の手続きから外しました。

そして最後は独断で、理論価格の1.8倍に決定したそうです。


「IPO価格 つり上げ: 理論値の1.8倍に: 証券監視委
 HS証券処分を勧告」

日経金融新聞 07年3月26日 4Kページより



驚きました。

1.8倍高い価格です。

繰り返します。

1.8倍です。


通常、IPOの公募価格というのは、通常よりも安い価格、少なくとも1割から
2割、ディスカウントされた価格で発行されます。


そのため、IPOは初値が上昇しやすいのです。

つまり、ほとんどの場合、IPOに投資する投資家は勝てるのです。


しかし今回の報道であったエイチ・エス証券の場合、想定価格の1.8倍に設定されていることは、一般の投資家には分かりません。


ちなみに、エイチ・エス証券が主幹事だったIPO(新規公開株)をチェック
しました。



2004年度、エイチ・エス証券が主幹事のIPO(新規公開株)

アルファ・トレンド 3月16日

コムシード  5月20日

レムカ    5月26日

エイペックス 6月1日

リンク・ワン 7月2日

シコー技研  8月18日

イーネット・ジャパン    8月23日

キャリアデザインセンター 10月1日

ベリトランス 10月5日

21LADY  10月28日

パラカ    12月9日

ワールド・ロジ12月17日  


これらの企業、主幹事を見ると、投資したくなくなります。


この中のどれを、エイチ・エス証券は1.8倍の公募価格に
したのでしょうか?


「21LADY」が、その会社、という日本経済新聞に出ていました。


どうりで…


元々この会社、なんで上場したの?というくらい、成長力の
なさそうな会社でした。

社長たちが、私腹を肥やすためだけに上場したのなら、投資家を
ないがしろにしています。
posted by 新規公開株(IPO)投資家 Kaz at 10:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | エイチ・エス証券
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